県境を越え、国境を越えた “六次産業化による地方創生が始動”
ここでは今、地元資源を活用した、様々な6次産業化のプロジェクトが進められています。
釣りたての天然アユを-35℃まで瞬間冷凍した通年供給や、そこに味を添えるゆず酢、アユを味わうための、野根川の伏流水と流域酒米仕込みの純米酒「酔鯨 香魚」も開発され、首都圏に向けたギフトも誕生しています。
そして、自然の恵みにとどまらず藍染、竹細工等、新たな芸術の発信基地としても動き出しています。2020年、世界の中で、南四国アイランドと非常に多くの類似点・親和性を持つ南仏バスク地方 サン・ジャン・ピエ・ド・ポー市との川・産品・人を通した交流もスタートしました。ブラウントラウトなどが生息する河川、サーフィンのメッカであるビスケー湾、エスパドリーユ、120年前からバスクとの交流がある、日本の柴栗、丹波栗をベースとしたリキュールやチーズなどの豊かな食材、お遍路さん同様の巡礼の歴史を持つバスクとの、国境を越えた、6次産業化プロジェクトです。